マルウェアが仕込まれた偽『ポケモンGO』見つかる―McAfeeが注意喚起

セキュリティソフトウェアで知られる「McAfeeマカフィー)」は、公式ブログにて、トロイの木馬マルウェアが仕込まれたAndroid版『Pokemon GO(ポケモンGO)』について注意喚起を行っています。

記事執筆時点でアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアで配信されている任天堂の『Pokemon GO』は先ごろお伝えしたように、凄まじい勢いで成長を果たしている新作タイトル。国内向けのリリースも待ち遠しいなか、マカフィーは本作に仕込まれているマルウェアについてのブログを投稿しました。その内容によると、このマルウェアは、通常、要求してこないはずのSMSメッセージへのアクセス権などを要求してくるとのこと。

『Pokemon GO』リリース後に、"野生"に分布しているのが発見された、というこのマルウェアの特徴は、正規のデータに仕込まれていることです。チェック機能のついた非正規の2次配布サイトAPKMirror.comで配信されている今作のAPKファイルは、開発元Nianticによって承認されていることから、マカフィーは、偽『Pokemon GO』がその他のミラーサイトやファイル共有サイトで配布されているのだろう、としています。